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死亡保険とは 〜定期、終身どちらを選ぶ?〜

お役立ちコラム
死亡保険とは 〜定期、終身どちらを選ぶ?〜

はじめに

生命保険は、人生の様々なリスクに備えるために非常に重要な金融商品です。

その中で「死亡保険」は、被保険者が亡くなった際に、家族や遺族に一定の給付金を支給することで家族の未来を守ることができる重要な生命保険の一つです。

年々負担が増える税金や老後の資金問題など、昨今の生活において金銭的な不安はつきものです。

そのため、家族の経済的な安定や将来の不安を軽減するために、適切な生命保険を選ぶことは賢明な選択と言えるでしょう。

数多くの生命保険商品とさまざまな保険サービスが市場に存在しますが、しっかり保険商品のちがいについて知っておかないと、生命保険の本来の目的を果たせないこともあるのです。

このコラムでは、死亡保険について理解を深め、適切な選択をする際のポイントを考察していきますので、ぜひ死亡保険をご検討中の方は参考になさってくださいね。

 

死亡保険とは

冒頭で述べた通り、死亡保険は生命保険の一種です。

生命保険は、自分の将来のリスクに備えるための保険です。

予期せぬ事故や病気などの生命にかかわるリスクに備え、保険契約を結び、保険料を支払うことで、保険会社が死亡・疾病・障害・年金などの給付金を支払うシステムです。

多くの加入者が保険料を前もって支払うことで、あなたや家族が万が一の事故や病気にあった際にそのお金から給付が受けられるのです。

そして、死亡保険は、被保険者が死亡した場合に、あらかじめ指定された受益者(受取人)に死亡保険金が支払われる生命保険です。

ここで支払われる保険金は、葬儀費用やお墓代、遺された家族の生活費や子どもの教育費などに充てることができ、その給付金によって主に家族や遺族を経済的にサポートすることを目的とした保険なのです。

生命保険は多くの人々にとって、自分のことはもちろん、大切なご家族を守るためものなのです。

◇◇ 死亡保険の仕組み ◇◇

被保険者:保険契約の対象となる人。この人物が死亡すると、死亡保険金が支払われます。

契約者:保険契約を結ぶ人。通常、被保険者と契約者は同一の場合が多いですが、異なる場合もあります。

受益者:死亡保険金が支払われるべき受取人。通常は被保険者の家族や遺族が受益者となります。

死亡保険金:被保険者が死亡した場合に支払われる金額。この金額は契約時に契約者が指定します。

保険料:契約者が一定の期間ごとに支払う料金。この料金を支払うことで、被保険者の死亡時に死亡保険金が支払われる仕組みとなっています。

がんにはさまざまな治療法があり、近年では、治療効果を上げるために化学療法を行ってからの切除手術をするなど、治療法を組み合わせることも多くなっています。

◇◇ 死亡保険の主な役割 ◇◇

  • 家族や遺族の経済的な安定

主な目的は、被保険者が亡くなった際に家族や遺族に経済的な安定を提供することです。

被保険者の死亡や高度障害によって、残された家族が収入源を失ってしまった場合でも、死亡保険金を受け取れることで、困難な状況に陥ることなく生活を維持できるようになります。

  • 債務の返済

住宅ローンや教育ローンなど、被保険者が生前に負担していた債務を返済するために利用されることがあります。

  • 教育資金の確保

子供の教育資金や、将来の大学費用などを確保する手段としても活用されます。

  • ビジネスのリスク回避

企業が経営者や重要な従業員に対して死亡保険をかけ、その企業の経済的な安定を確保することがあります。

◇◇ 死亡保険の主な注意点 ◇◇

契約者は死亡保険を選ぶ際、将来の予測が難しいため、自身や家族のライフスタイル、経済的なニーズを検討する必要があります

また、契約内容や支払い条件、死亡保険金の支払い条件など、契約書の詳細な内容を理解することが不可欠です。

しっかりと調査し、相談員など保険の専門家に相談することで、最適な死亡保険契約を見つけることができます。

↓保険の種類についてはこちらをご覧ください。

生命保険の「型」と「種類」 〜生命保険を選ぶための3ステップ〜

 


死亡保険「定期型」「終身型」の違いと特徴

死亡保険にはさまざまな種類がありますが、代表的なものに「定期型」と「終身型」があります。

◇◇ 死亡保険の定期型 ◇◇

「定期型」は一定の期間、通常は5年や10年などの契約期間があり、その加入時に定められた期間内に死亡した場合にのみ死亡保険金が支払われるものです。

定期型の中にも、保障期間が10年、20年ごとに更新するタイプのものと、保障される年齢が60歳、65歳までと決まっていて更新がないタイプがありますので注意してください。

定期型のメリットは、保険料が比較的安いことです。

また、保障期間が定まっているため、ライフステージによって保険を見直したいときや、保険料を払い続けるのが難しい場合でも解約しやすいメリットもあります。

定期型のデメリットは、保障期間が過ぎると保険が失効してしまうことです。

また、更新を希望すると多くの場合、保険料が上がってしまうというデメリットもあります。

◇◇ 死亡保険の終身型 ◇◇

「終身型」は、加入日から被保険者が亡くなるまで一生涯保障が続くもので、契約解除しない限り継続します。

終身型のメリットは、一生涯の保障が受けられることです。

また、保険料は定期型に比べて高くなりますが、保険料を払い続けなくても保険が失効せず貯蓄性が高いというメリットもあります。

終身型のデメリットは、保険料が定期型に比べ高くなることと、ライフステージによって保険を見直しにくいという点があげられます。

 

死亡保険は「定期」「終身」どちらが良い?

死亡保険の「定期型」と「終身型」のどちらが良いかは、家庭の状況やライフプランによって異なります。

「定期型」が向いているケース

  • 保険料を安く抑えたい
  • 保障期間が決まっている
  • 保険料を払い続けるのが難しい
  • 若い世代
  • 数年単位でライフステージが変わる

「終身型」が向いているケース

  • 一生涯の保障が欲しい
  • 保険料を払い続けられる
  • 保険料が安い定期型では死亡保険金が足りない
  • 貯蓄性の高い保険が良い

若い世代や一定の期間の保障が必要な場合は「定期型」が適していますが、一生涯保障が欲しい人など長期的なリスク管理を考える場合や、資産形成を目指す場合は「終身型」が良い選択肢となります。

経済的な状況や将来の計画に合わせて選ぶことが重要です。

↓合わせてご覧ください。

自分に合った生命保険を選ぶには?

 

 

保険を選ぶのに目安となる「必要保証額」とは

死亡保険を選ぶ際に大切なのは、遺された家族が生活を維持するために必要な「必要保証額」を算出しておくことです。

自身や家族のライフスタイルや将来の計画を考慮して、適切な保証額を設定する必要があります。

必要保証額の算出方法は、以下のとおりです。

※必要保証額を算出したら、その金額を下回る死亡保険に加入するのは避けましょう。

必要保証額 = 葬儀費用 + 遺族の生活費 + 子どもの教育費 + その他必要資金

  • 葬儀費用

葬儀費用は、地域や規模によって異なりますが、おおよそ100万円から300万円程度です。

  • 遺族の生活費

遺族の生活費は、被保険者の収入から賄う必要があります。遺族の年齢や職業、子どもの人数などによって、必要な生活費は異なります。

  • 子どもの教育費

子どもの教育費は、大学進学までで約500万円から1,000万円程度かかります。

  • その他必要資金

その他必要資金としては、住宅ローンの残債や、住宅の改修費用、介護費用などが挙げられます。詳しくは以下に記載してあります。

◇◇ その他、考慮すべき内容 ◇◇

  • 遺族の年齢や職業
  • 子どもの人数や年齢
  • 住宅ローンの有無や残債
  • 遺族の貯蓄や資産
  • 遺族の生活スタイル

必要保証額は、あくまでも目安であり、実際の必要額は家庭の状況によって異なります

そのため、必要保証額を算出した後は、保険会社の専門のスタッフやファイナンシャルプランナーに相談して、自分に合った死亡保険を選ぶようにしましょう。


死亡の時期によって、死亡保険金額が変動する保険は?

一部の死亡保険では、死亡の時期によって保険金が変動する仕組みがあります

たとえば、特定の年齢で追加の保険金が支給されるといった形です。

この保険により、将来の不安定な状況に備えることができますが、死亡保険金が変動する保険は、必要保証額を正確に算出しておくことが重要になります。

また、運用実績によって保険金額が変動する保険の場合は、運用リスクにも注意する必要があります。

これらの保険を選ぶときはしっかりと他の保険商品と吟味しましょう。

〜死亡保険金が変動する保険〜
  1. 逓増定期保険:一定期間ごとに保険金額が逓増していくタイプ
  2. 逓減定期保険:一定期間ごとに保険金額が逓減していくタイプ
  3. 収入保障保険:被保険者の死亡時に一時金ではなく年金で受け取れるタイプ
  4. 変額保険:資産運用の実績に応じて、死亡保険金や解約返戻金が変動するタイプ

①逓増定期保険

定期保険では死亡保険金が保険期間中一定で変わらない定額タイプ(平準定期保険)が一般的ですが、「逓増定期保険」は、契約後一定期間ごとに保険金額が増えていくものです。

一般的に、保険期間中の保険料は一定ですが、保険金額が増える分、高くなるものもあります。

逓増定期保険は、会社などの事業が発展するにつれて、事業主の責任が重くなることなどに対応することができるので、主に経営者におすすめの生命保険です。

※「特約」として取り扱う保険商品もある。

~逓増定期保険の注意点~

  • 保険金額が増えるため、必要保証額を正確に算出しておくことが重要
  • 保険料が高くなるため、長期間の加入が難しい場合がある
  • 中途解約をすると、解約返戻金が少なくなってしまう場合がある

②逓減定期保険

定期保険では死亡保険金が保険期間中一定で変わらない定額タイプ(平準定期保険)が一般的ですが、「逓減定期保険」は、契約後一定期間ごとに保険金額が減っていくものです。

一般的に、保険期間中の保険料は一定ですが、保険金額が減る分、安くなるものもあります。

逓減定期保険は、期間の経過とともに子どもが成長するなど、遺族への責任が軽くなっていく保険なので、死後にまとまった資金をご家族に残したい方におすすめの生命保険です。

※「特約」として取り扱う保険商品もある。

~逓減定期保険注意点~

  • 保険金額が減っていくため、必要保証額を正確に算出しておくことが重要
  • 保険金額が減っていくため、万が一のときに遺された家族に十分な保障が得られなくなる場合がある

③収入保障保険

収入保障保険は、死亡時から契約時に定めた満期まで年金が受け取れるものが一般的です。

死亡する時期によって年金の受取総額が変わりますが、年金受取回数には最低保証があります。例えば、満期時までの年金受取回数が最低保証に満たない場合、最低保証分を受け取ることができます。

期間の経過とともに保険金額が減る点では、逓減定期保険に似た仕組みです。

遺族の生活費などとして継続的に受け取りたいなら収入保障保険がおすすめです。

※「収入保障特約」や「生活保障特約」などの特約として取り扱う保険商品もある。

特約には、年金の受取期間が死亡時期にかかわらず10年などあらかじめ決まっている「確定年金タイプ」と、死亡時から保険期間満了時までの期間を受取期間とする「歳満了年金タイプ」があります。「歳満了年金タイプ」の年金受取回数には最低保証があります。

~収入保障保険注意点~

  • 年金は、被保険者の年齢に応じて支払われるため、必要保証額を正確に算出しておくことが重要
  • 年金は、被保険者の死亡後も支払われるため、長期間にわたって保険料を払い続ける必要がある

④変額保険

変額保険とは、保険料を株式や債券を中心に投資信託で運用する保険商品です。

資産運用の実績に応じて、死亡保険金や解約返戻金が変動しますが、変動保険金がマイナスになっても、基本保険金額は最低保証されます。

死亡時には死亡保険金にと合わせて変動保険金を受け取れる場合もあります。

変額保険は、一定期間保障される「有期型」と死ぬまで保障される「終身型」があり、このどちらも解約返戻金に最低保証はありません。

有期型には満期保険金がありますが、運用実績により変動し、最低保証はないので注意が必要です。

~変額保険の注意点~

  • 保険金額が運用実績によって変動するため、必要保証額を正確に算出しておくことが重要
  • 運用実績が悪化すると、保険金額が減ってしまう場合がある
  • 解約をすると、解約返戻金が少なくなってしまう場合がある

 


生命保険なら「ほけんのひまわり」

ほけんのひまわりは、

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マイホームや車の購入、結婚や出産、子育て、老後、相続などお客様のライフプランに合った保険をご提案いたします。

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当社では、経験豊富なスタッフが実際御社に訪問し、しっかりとヒアリングをさせて頂き、リスク診断を行った上で、御社にあった最適な保険プランをご提案致します。また各種専門分野との提携により、お客様に最善のコンサルティングをご提供致します。

 


まとめ

死亡保険は将来に備え、家族や遺族を経済的にサポートするための重要な保険です。

定期型と終身型の違いや、必要な保証額の設定、死亡の時期による変動などを考慮して、自身や家族のニーズに合った保険を選ぶことが重要です。

ライフプランと保険の選択は密接に関係しているので、家族でしっかりと将来について話し合い、さまざまな保険商品とじっくりと比較、検討することをおすすめします。

 

 

 

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